2024年10月に念願のパリで前撮りを行ってきました。
一生の思い出になる最高の経験ができました。
今回は撮影に向けて準備したことや、撮影時のスケジュール、撮影スポット、ドレス、カメラマン、ヘアメイクさんについて紹介していきます。
撮影までのスケジュールについて
ざっくりと以下のような流れで準備を進めていきました。
~半年前:
撮影時期決定・航空券、ホテル予約
5カ月前:
カメラマンさん決定後、へメイクさん決定
4カ月前:
ドレス決定
3カ月前:
パリコレと撮影日が重なっていることに気が付き急遽日程変更
2カ月前:
撮影場所スケジュール作成・ヘアメイク検討、アクセサリー購入
1カ月前:
お支払い
2週間前:
メイク依頼書作成
ドレスやカメラマンさん、ヘアメイクさんをどのように決めたのかは、以下で詳しくご紹介します。
ドレスについて
ドレスについては、【レンタル】か、【持ち込み】の2つからの選択となります。
私は着用したいドレスがあったので持ち込みを選択しました。
運搬方法は、機内持ち込みのスーツケースにぎゅうぎゅうに入れて、ホテルでスチームアイロンをかけました。
スチームアイロンをかければ綺麗にシワが伸びたので持ち込みでも問題ありませんでした。
レンタルと持ち込みそれぞれのメリットやデメリット、実際にパリでドレスを借りられるお店をご紹介します。
持ち込み
【メリット】
・自分の気に入ったサイズも合うドレスで撮影ができる
・ドレスによってはレンタルに比べて価格を抑えることができる
【デメリット】
・機内持ち込みサイズのバッグに入る必要がある
・ドレス分の荷物が増える

持っていくのは大変ですが、思い入れのあるドレスで撮影ができるのは嬉しいですよね
レンタルの場合
【メリット】
・ドレスを持ち運ぶ手間がない
・海外のデザインドレスを着用できる
【デメリット】
・試着ができるのは現地に到着後

”荷物を減らしたい!”という方や、”海外ドレスを試したい”という方にレンタルはピッタリです。
パリでドレスレンタルができるお店
1.Top Bridal
世界各国のドレスを保有しているお店です。
エレガントなマーメイドドレスから、ファーやボリュームのあるプリンセスドレス、ミニ丈のドレスまで揃えています。
価格は、約10万円ほどからレンタルすることができます。
(変更している可能性有)
ドレスは、すぐにご自身のサイズに合わせて縫ってもらえるのでサイズの心配もいりません。
場所:6区
近くの観光名所:シティファルマ、エミリーインパリスのロケ地であるエストラパード広場
2.promissa.fr
VeraWangや、Pronoviousなど憧れのウェディングドレスをレンタルできるお店です。
低価格のものは、3万円から借りることができます。
場所:10区
近くの観光名所:レピュブリック広場、ショコラ博物館
おすすめのドレスの形
トレーンが長いドレスや、ボリュームのあるドレスはパリの街にとっても映えます。
一方で、パリジェンヌらしいワンピースタイプや、エレガントなマーメイドドレスもとっても素敵です。
結論、自分が一番好きなドレスを着るのが大事です✨
カメラマンさんについて
カメラマンさんは、パリでウェディングフォト撮影をされている日本人の方にお願いしました。
探し方としては、インスタグラムで、#パリウェディングフォトや、#パリ前撮りで投稿されている方の中から、自分の好みのテイストで撮影されている方を探し、DMで依頼しました。
実際に撮影されたウェディングフォトをインスタグラムに投稿してくださっていると、実際の仕上がりのイメージが湧くので決めやすかったです。
また、カメラマンさんの代金にはアシスタントさんの料金が含まれていました。
アシスタントさんは、撮影にあたり靴の履き替えのお手伝いや、撮影用ライトの投影、荷物を持ってくださるなど至れり尽くせりでした・・!
「足痛くないですか?」や、「寒いので上着を撮影まで上着を着ましょう」などとても気遣ってくださる方で撮影中も安心できました。

カメラマンさんは撮影の半年以上前から予約をしました。人気な方はすぐに予定が埋まってしまうので早めの予約がおススメです。
ヘアメイクさんについて
ヘアメイクさんも同じく、パリでヘアメイクアップアーティストをされている日本人の方にお願いしました。
探し方としては、カメラマンさんと同様にインスタグラムで、#パリウェディングフォトや、#パリ前撮りで投稿されている方の中から、自分の好みのヘアメイクをされている方を探し、DMで依頼しました。
おススメのホテルについて
撮影日にどこに宿泊するのかも大事なポイントです。
撮影する場所から離れすぎていると、移動に時間がかかってしまいタイムロスになってしまいます。
私たちは、”ウェスティン・パリ・ヴァンドーム”に宿泊したのですが、撮影場所にアクセスが良く、大正解でしたのでおススメです!
撮影時の移動方法について
移動方法は、【UBER(タクシー)】又は、【チャーター便(運転手さん付きレンタカー)】から選ぶことができます。
撮影場所を増やしたい方は、チャーター便がおススメです!
UBERは、すぐに見つかるかどうかもわからないため、タイムロスが発生しやすい可能性があります。
撮影したいスポット数や、移動距離によって決めるのが良いと思います。
持っていくと安心な持ち物リスト
・ホットカイロ
(冬場の撮影の場合)
・前空きの上着
(ヘアが崩れるため移動中は前から袖を通して上着を着せてもらっていました)
・スニーカー
(移動時に使用)
撮影中の持ち物について
私はチャーター便(運転手さん付き)で1日レンタルの車を使用したため、
貴重品以外は車において撮影をしていました。
新郎のポケットに以下必需品のみ入れて移動していました。
・20ユーロ(カフェ撮影用)
・クレジットカード1枚
・iphone
撮影のスケジュールについて
【午前・午後の半日撮影】か、【1日撮影】を選ぶことができました。
私は撮影をしたいスポットが多かったので1日撮影を選択しました。
休憩時間も4時間ほどあるので、お昼寝を挟み、楽しみながら撮影することができました。
【撮影スケジュール・スポットについて】
5時15分
ヘアメイク開始
6時半
カメラマンさん入り
7時半
ホテル出発
8時
トロカデロ広場
9時
プティパレ
アレクサンドル三世橋
10時
Rapp通り
10時半
サンジェルマンデプレ
カフェmaison sauvage
11時半
ホテル戻り
休憩/お昼寝
17時15分
ホテル出発
17時45分
凱旋門
18時半
ビルアケム橋
19時半
ルーブル美術館
20時半
エッフェル塔
21時15分
ホテル戻り
実際に撮影した写真
実際に撮影していただいた写真をご紹介します📷
<5時半~ ヘアメイク開始>
支度シーンも撮影していただきました。
いよいよだなと、とってもわくわくした気持ちを思い出します・・!


<7時半 ホテル出発>
小物撮影や、部屋での撮影を行った後いよいよ出発です!


<8時 トロカデロ広場>
絶対に撮影したかった場所の1つトロカデロ広場です。
朝は比較的に空いているとのことで、朝一に撮影を行いました。
階段は残念ながらオリンピック後の工事が行われており使用できませんでしたが、
広場の真ん中で撮影ができました!
(時にファッションーや、撮影が行われている場合撮影ができないこともあるそうです・・本当に運の世界💦)

初めは少し緊張していましたがカメラマンさんやヘアメイクさんが和ませてくださり、ポーズなども指示いただけたので段々とノリノリに✨


<9時 プティパレ/アレクサンドル三世橋>
プティパレは美術館なのですが、とってもゴージャスな門があるので、
ウェディング撮影にぴったりの場所です。
オープン後は門が開いてしまい撮影ができないので、早朝撮影がおすすめです。

アレクサンドル三世橋はプティパレから歩いて数分のところに位置しています。
パリで最も美しい橋のひとつともいわれており、エミリーインパリスのドラマでも
香水の「ド・ルール」の広告撮影で使用されていました。


<10時 Rapp通り>
Rapp通りに移動する間に車内でササっとヘアメイクさんにアップヘアにしていただきました✨
ピアスも大ぶりのパールに変更し、カジュアルスタイルに。

こちらの横断歩道もパリウェディングフォトの撮影では大人気の名所。
私たちが撮影する際も、ウェディングカップルが数組いらっしゃり親近感でした。

躍動感ある小走りフォトも素敵に撮影していただきました。
<10時半 サンジェルマンデプレ/カフェmaison sauvage>
ここで少し小雨が降り始めました。
おしゃれなカフェが並ぶサンジェルマンデプレという場所では雨の中でもおしゃれな写真に・・!

お花に囲まれたカフェmaison sauvageではフランスの定番メニューであるホットチョコレートで温まりました。

お店をバックに撮影もしていただきました。

<11時半 ホテル戻り/休憩>
ホテルへ戻り、ご飯を食べてお昼寝タイムにしました。
また、次の日は早朝4時起きでサントリーニ島へ行く予定だったので、パッキングを少ししました。(スケジュール詰め詰め新婚旅行でした汗)
サントリーニ島への行き方は以下をご参照ください。
<17時15分 ホテル再出発>
午後はダウンスタイルにチェンジして、ティアラをつけていただきました。
新郎もシャツとベストを変えてイメチェンしていました👔

<17時45分 凱旋門>
ちょうど夕日が差し込む時間でした。
凱旋門の前を横断しているパリ感満載の写真を撮っていただきました。

道行く人々にも沢山「おめでとう」のお言葉をいただきとっても嬉しかったです。
中にはピースをしながら写真inするおちゃめな人も。

<18時半 ビルアケム橋>
ビルアケム橋は、エッフェル塔をバックに撮影ができる人気スポット。
沢山の観光客の方で賑わっていました。

ビルアケム橋の下も風情があり素敵です。

<19時半 ルーブル美術館>
世界三大美術館であるルーブル美術館。
運よくこちらでも撮影をすることができました。
どこを切り取っても絵になる空間で撮影でき、美術館の建築の素晴らしさを改めて実感しました。


カメラマンさん考案のシルエットショット。
後ろの建物に影が映っています。
なんとも芸術的な構図・・!

<20時半 エッフェル塔(トロカデロ広場)>
エッフェル塔がキラキラと輝くシャンパンフラッシュという時間が1時間ごとに5分間あります。
このタイミングに撮影したいと思い、カメラマンさんにリクエストをしました。
無事キラキラと輝くエッフェル塔を一緒に撮影いただくことができました。

<21時15分 ホテルへ帰宅>
費用について
私が前撮りを行った時期は1ユーロ約160円でしたので
以下費用がかかりました。
(※ドレスや小物、靴にかかった費用は含んでいません。端数は切り上げています)
・カメラマン代:20万円
・ヘアメイクさん代:10万円
・アシスタントさん代:3万円
・1日レンタルカー代:10万円
概算合計:43万円
フランスの天気について
フランスの天気は「基本は曇り、時々晴と雨」が基本だと言われています。
雨が降っても1日降り続くことは珍しく、すぐにやんで晴れ間が見えることも。
私が前撮りをした際は、以下のような天気でした。
7:00~10:00 曇り
10:00~11:30 雨
16:30~21:15 晴
避けた方が良い時期
避けた方が良い時期は、パリコレクション期間です。
パリコレクション期間は美術館や観光地などがパリコレクション会場になることがあるため、封鎖されてしまい、撮影ができないこともあります。
開催地は基本的にシークレットのため事前に知ることもできません。
折角フランスでの前撮りを企画するのであれば、避けるのがおすすめです。
私は1カ月前にパリコレと撮影日が重なっていることに気が付き、急遽日程を変更しました。
ホテルの変更などで追加代金が発生したため、前々からのチェックをお勧めします。
また、マラソン大会が行われる際なども交通が止まるため注意が必要です。

フランスの観光本などに、パリコレやマラソン大会のスケジュールが記載されているので購入をおすすめします。
おわりに
パリ前撮りについて、いかがでしたでしょうか。
けしてお手頃ではないお買い物でしたが、何にも代えがたい一生の思い出ができました。
少しでも参考になりましたら幸いです。
何か質問などがある際は、お気軽にお問合せフォームよりお問い合わせください✨
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